癌の転移は早い|早期発見が運命の分かれ道

看護師

特定疾患に指定された病気

腹痛

患者数は年々増加傾向

潰瘍性大腸炎は、厚生労働省によって特定疾患、つまり難病指定を受けている病気です。潰瘍性大腸炎とは、大腸の粘膜に炎症が起き、潰瘍やびらんといった症状が現れます。はっきりとした原因は解明されていませんが、体を守るために働く免疫が、なんらかの異常により自分自身の腸管粘膜を攻撃して粘膜の炎症が起きるものと考えられています。潰瘍性大腸炎の主な症状は、下痢や腹痛・腹部の違和感や不快感・食欲減退・発熱・貧血・倦怠感などがあります。これらの症状は胃腸炎や風邪症状の時にも現れるため、最初は放置してしまいがちですが、ひどい下痢になったり、血便がおこること、薬を服用しても改善がみられないことで病院を受診し診断されることがあります。

適切な治療で日常生活可能

潰瘍性大腸炎は診断を受けると薬物療法などを行います。この病気は今の医学では完治しないものなので、長期の治療や検診が必要になります。よくなったり悪くなったりを繰り返すことが多い病気のため、よくなったからと言って治療を中断することは厳禁です。症状が出ている時は、食事制限が必要です。アルコールや喫煙・香辛料などの刺激物は避けましょう。また、高カロリーな外食や高脂肪食なども腸に負担をかけるので避けることが大切です。潰瘍性大腸炎はストレスも病状を悪化させる要因のひとつとされています。バランスのよい食生活や規則正しい生活を心がけるとともに、ストレスを上手に解消する方法を見つけることも大切です。睡眠や休息を十分に摂りましょう。